寝かしつけに悩む毎日「ワニに頼らず寝かせたい…」 眠れない息子と働き方改革の深い関係

乳幼児(0歳から就学するまで)の、「なんでそうなる?」と不思議に思う行動について、同志社大学赤ちゃん学研究センター所長で小児科医の小西行郎さんに聞く「#乳幼児の謎行動」シリーズ。第5回は「眠そうなのに、寝るのに時間がかかる理由が知りたい」です。質問者は、寝ない息子を「ワニ」で脅して眠らせる毎日…。小西さんとのやり取りから見えてきた問題点とは。 (朝日新聞記者・林利香)


【質問】

息子は1歳になる前の頃、寝る前はたいていぐずって泣いていました。

たとえばこんな感じです。

私の腕の中でウトウトウトし始めた子ども。ばれないよう、そーっとベッドに置き、「よっし、これから大人の時間だ!」と浮足立つ気持ちを抑える……ふふふ。

しかし、ふと子どもをみやると「パチッ!」と目が開き、ぐずぐず泣き始めてしまった。ああ、今日もまた寝かしつけ、やり直し…。あの眠いオーラは何だったのよ。

そんなとき、私は「誰も止めてないから寝ていいんだよ。眠いなら寝たらいいのに」と思っていました。

なぜぐずるのでしょうか?どうしたらよく眠ってくれますか?

〈相談者:2歳11カ月の息子がいる女性記者(32)〉


小西さん  今回の質問は、ケースによって回答も変わってくるので、質問者のケースを詳しく教えてもらいたいと思います。

あなたのお子さんの場合、何時に寝て、何時に起きたか、睡眠中の授乳はいつごろまでしていましたか?


記者  10カ月で保育園に入園するまでは、夜8時半ごろに寝て、朝7時ごろに起きていました。

授乳は1歳まで。夜4回ほど泣くので、その度に授乳していました。

断乳後は朝までぐっすり眠るようになりました。

つづく

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190521-00000007-withnews-sociより