大谷、球団初の“珍事” 3打席連続の失策出塁でチーム大勝に貢献

◇ア・リーグ エンゼルス13―3マリナーズ(2019年6月2日 シアトル)


 エンゼルスの大谷翔平投手(24)が2日(日本時間3日)、敵地シアトルでのマリナーズ戦に「3番・DH」で先発出場。2試合連続無安打に終わったものの、2回に右犠飛で打点を挙げ5打数無安打1打点。3打席連続で相手失策で出塁し、チームの13―3での大勝に貢献した。


 マリナーズの先発は、今季の開幕投手を務め、ここまで5勝5敗の左腕・ゴンザレス。大谷は初回の第1打席は1死一塁から空振り三振。2回1死満塁からの第2打席は右犠飛。4回無死一、二塁からの第3打席は左飛に倒れた。


 5回2死一、二塁で2番手の右腕・サッゼクと対戦した第4打席は三直失、右腕ブラッドフォードと対戦した7回無死からの第5打席は二ゴロ失、9回1死からの第6打席は三ゴロ失と、何と3打席連続で相手守備陣が失策。思わぬ形での出塁が続いた。


 球団によると、1試合で3打席の敵失出塁はエンゼルス史上初という。