大逆転勝ち

男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は16日、シングルス3回戦が行われ、第6シードの錦織圭が世界ランク51位のJ・シュトルフ(ドイツ)を3-6, 7-6 (7-2), 6-3の大逆転で破り、辛くも2年連続4度目のベスト8進出を果たした。


前日の雨による悪天候の影響で1日2試合のダブルヘッダーとなった錦織は2回戦で予選から勝ち上がってきた世界ランク51位のT・フリッツ(アメリカ)をストレートで下したが、3回戦ではゲームカウント1-3とリードを許すと第1セットを落とす。


第2セットも主導権を握られて3度ブレークされ、第10ゲームでシュトルフのサービング・フォー・ザ・マッチを迎えた。この崖っぷちの場面でブレークバックした錦織は息を吹き返し、タイブレークの末にセットカウント1-1に追いつく。


ファイナルセットに入るとウィナーやパッシングショットを決めるなどで3度のブレークに成功。主導権を握り、2時間を超える激闘を制した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190517-00010004-tennisnet-spoより