リンゴ1個分のカロリーは?

米国農務省によると、中くらいのリンゴ1つで95カロリー程度。皮つきの状態で、脂質0グラム、炭水化物25グラム(うち糖質19グラム)、食物繊維4グラム、タンパク質0グラム。でも、栄養的にはカロリー以上にもっとたくさんのうれしいことも。

カスペロ氏は「糖質の量にびっくりしたかもしれないけれど、リンゴに含まれる糖質はたとえばキットカットに含まれる糖質21グラムとは違う」という。カスペロ氏によると、食物繊維は血糖値をコントロールする自然な方法で、だから野菜やフルーツに多く含まれているそう。そして、食物繊維が消化をゆっくりにしてくれて、血糖値が急上昇するのを防いでくれる。だから同じ量の糖質を摂っても、アメを食べたときと同じようなシュガースパイクはおきないのだとか。

2013年のハーバード大学公衆衛生大学院の研究によると、リンゴを食べる習慣のある人は2型糖尿病にかかるリスクが低いそう。あの「リンゴを食べれば…」ということわざは本当だったということ。

さらに、リンゴに含まれているたくさんの食物繊維がプレバイオティクス源となってくれる。つまりお腹のなかで善玉菌のエサになってくれるらしい。「プレバイオティクスはお腹の健康によいだけでなく、カルシウムの吸収も高めてくれる」とカスペロ氏。

https://womenshealth-jp.com/a-how-many-calories-in-an-apple-20180520/より