広島、緒方孝市監督を厳重注意 6月に野間に複数回の暴力 本部長「手を上げたらダメ」

 広島は24日、緒方孝市監督を厳重注意したと発表した。6月30日・DeNA戦(横浜)の試合後、全力疾走を怠った野間峻祥外野手を手のひらで複数回、たたいたという。


 野間はこの日の試合で九回に代走として出場し、その後守備に就いた。延長十一回の打席で、投手前へ放った小飛球を投手が落球したものの、緩慢な走塁でアウトになっていた。


 鈴木清明球団本部長によると内部から報告があり2人を調査したという。「手を上げたらダメ。いきすぎた行為は何があっても許されるものではない」と話し、緒方監督に対して「2度とこのようなことが起こらないようにと伝えた」という。


 緒方監督は7月15日DeNA戦(横浜)の試合前、選手、スタッフらに対して「迷惑をかけて申し訳ない」と謝罪したという。